目鼻
めはな
名詞
標準
eyes and nose
文例 · 用例
東京へ歸つたら、また、ぶらぶら遊んでしまつて、仕事のできないのが判つてゐるから、とにかく、この小説の目鼻のつくまでは、と一先づ、峠の下の甲府のまちに降りて來た。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
」 つひに狸は足を擧げて兎を蹴飛ばし、眼にもとまらぬ早さで藥をぬたくり、「少くともおれの顏は、目鼻立ちは決して惡くないと思ふんだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
開いた紙障子の方から現はれた顏はチヨコレート色の目鼻立の正しい印度人の男の顏であつた。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
研究題目は上長官の命令で決まっており、その上に始めから日限つきでその日までにはどうでも目鼻をつけなければならないこともある。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
目鼻立の愛くるしい、罪の無い丸顔、五分刈に向顱巻、三尺帯を前で結んで、南の字を大く染抜いた半被を着て居る、これは此処の大家の仕着で、挽いてる樟もその持分。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
歯を染めた、面長の、目鼻立はっきりとした、眉は落さぬ、束ね髪の中年増、喜蔵の女房で、お品という。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
しかし思いのほかに目鼻立の整った、そして怜悧だか気象が好いか何かは分らないが、ただ阿呆げてはいない、狡いか善良かどうかは分らないが、ただ無茶ではない、ということだけは読取れた。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
レーブのごとき一派の学者が熱心に努力しているにもかかわらず今のところ到底目鼻もつかぬようである。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
作例 · 標準
寒さで顔がこわばり、目鼻がどこにあるか分からないほど真っ赤になった。
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彼女の描いた似顔絵は、目鼻の形が特徴をよく捉えていてそっくりだ。
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犯人の顔立ちを思い出そうとしたが、目鼻の印象がぼんやりとしていて思い出せない。
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標準
looks
作例 · 標準
彼女は目鼻立ちがくっきりしていて、遠くからでも一際目を引く美人だ。
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「彼は父親に似て、目鼻の整ったいい顔をしているね」と親戚が褒めた。
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化粧映えのする目鼻立ちを活かして、彼女はモデルとして活躍している。
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標準
shape
作例 · 標準
何ヶ月もかけて準備してきたプロジェクトが、ようやく目鼻がついてきた。
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霧の中に、ぼんやりと建物の目鼻が見え始めた。
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「この家もようやく目鼻が整って、住める状態になったな」と大工が言った。
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