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習わせる

ならわせる
動詞
1
標準
文例 · 用例
おん者があんなもん習わせるのがいかへんのや!
織田作之助 俗臭 青空文庫
しげしげ足を運んでくる生花の先生は、小野田が段々好いお顧客へ出入りするようになったお島に習わせるつもりで、頼んだのであったが、一度も花活の前に坐ったことのない彼女の代りに、自身二階で時々無器用な手容をして、ずんどのなかへ花を挿しているのを、お島は見かけた。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
長く村落に蟄しているよりも、城中の町に往復させて、世間のことを見習わせるがよかろう」 そこで、その末子が出てゆくと、途中で乗っている馬が進まなくなった。
録異記 中国怪奇小説集 青空文庫
「へえ、蘭から習わせるネ」と三吉も開けてみて、「西洋画とは大分|方法が違うナ――お俊ちゃんは好だから、必と描けるように成りましょう」「娘には反ってこの方が好い」と宗蔵も言った。
島崎藤村 家(上巻) 青空文庫
「今は、何うにもなるまいが、わしの大船禁造を解くことも、容れられたし、開国も、天下の勢いとして、実行されようし、時機が来たなら、この諸生共を、それぞれ異国へやって、その学文も見習わせるがよい。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
わしの家じゃ、月謝を出してまでも百姓なんか習わせる必要がないんだからなあ、それにせっかくだがお前なんかに百姓して稼いでもらわなくても、まだ生計には困らんでな……」 私は黙ってきいているよりほかはなかった。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
こうして私の絵好きは、親類知人の「女の子は、お針や茶の湯を習わせるものだ、女の子に絵など習わしてどないする」という非難もよそに、「本人の好きなことを、伸ばしてやりたい」という、しっかり者の母の味方で、当時、二、三人よりなかった女の画学生になるところまで来てしまいました。
――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 画筆に生きる五十年 青空文庫
しかし、はたはそうはいかず、親類知人は、「女子はお針や茶の湯を習わせるものだ。
上村松園 わが母を語る 青空文庫
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