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屠殺者

とさつしゃ
名詞
1
標準
文例 · 用例
白熊は、自分の毛皮から放射する光線が遠方のカメラのレンズの中に集約されて感光フィルムの上に隠像の記録を作っていることなどは夢にも知らないで、罪のない好奇と驚異の眼をこの浮き島の上の残忍な屠殺者の群れに向けているのである。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
此の意味からいふと、風早學士は、屠殺者の資格も備へてゐると謂はなければならぬ。
三島霜川 解剖室 青空文庫
当局のみならず、市民の有志も協力して、この街上の女の屠殺者、暗黒を縫う夜獣を捕獲しようと狂奔し、ありとあらゆる方策が案出され実行された。
牧逸馬 女肉を料理する男 青空文庫
はたしてニカラガの犯人がロンドンの屠殺者ジャックであったかどうか――それは、ニカラガでも犯人は捕まっていないのだから、肯定するも否定するも、ようするに純粋の想像を一歩も出ない。
牧逸馬 女肉を料理する男 青空文庫
屠殺者の庖丁は今に下りそうで下らない。
倉田百三 出家とその弟子 青空文庫
きょうの現実の間で「二つの世界」をいうならば、それは一方に真実世界平和のために努力しつつある人々の良心の世界があり、他の一方に、平和のための戦争挑発、平和のための原子兵器、細菌兵器使用をけしかける屠殺者的平和主義者の世界と、この「二つの世界」があるだけである。
宮本百合子 平和の願いは厳粛である 青空文庫
「あいつは屠殺者に向う時もああ云う目をするのに違いない。
芥川龍之介 青空文庫
どつちみちたかが理知的な隠坊であり屠殺者だけのことである。
――夢と知性―― 吹雪物語 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

屠殺者(とさつしゃ) 屠殺を行う者。 屠殺者 (1922年の映画) - 1922年のアメリカ映画。 屠殺者 (1930年の映画) - 1930年のアメリカ映画。

出典: 屠殺者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0