於天
於天
名詞
標準
文例 · 用例
「君子有三楽、而王天下、不与存焉、父母倶存、兄弟無故、一楽也、仰不愧於天、俯不※於人、二楽也、得天下英才、而教育之、三楽也」というのがこれである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
「爾欲完全、徃售所有、以濟貧、則必有財於天、且來從我。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
孔之獲罪於天無所祷此其相同之大略也。
— 桑原隲藏 『創建清眞寺碑』 青空文庫
まづ古事記を見ると、「於天浮橋、宇岐士摩理、蘇理多多斯弖」とある。
— 折口信夫 『神道に現れた民族論理』 青空文庫
譬へば、瓊瓊杵尊が御成人遊されて、葦原の中つ国にお降しなされても差支へない事になつた時(記では、お降りになる時は緑児であらせられたかの如くに記述してゐるが)、天降りの御様子を叙した一節に、記には、「於天浮橋宇岐士摩理、蘇理多多斯弖自宇以下十一字亦以音」とある。
— 折口信夫 『古代中世言語論』 青空文庫
さて、此神名、世に和計伊加豆知と唱へなれたるにあはせて、かの分穿屋甍而升於天とあるにより、或は、鳴神となりて、雲を別けて、天にのぼりませる由などより、別雷の義なり、といはむは、古意ならず。
— 折口信夫 『わかしとおゆと』 青空文庫
ただし、久しくしてまた自らまさに消ゆるべきのみ」と)南秋江鬼神論云、人死而何帰、曰体魄帰於地、魂気帰於天於天」は底本では「魂気帰於天」]、曰帰而有形乎、曰鬼無形也、有声乎、曰鬼無声也、有心乎、曰鬼無心也、乃至天地之気莫不始而終、至而帰、生而死、而決無終而復始、帰而復生之理。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
道を得て身滅するのみ」と)法苑珠林云、韓詩外伝曰、死為鬼、鬼者帰也、精気帰於天、肉帰於土、血帰於水、脈帰於沢、声帰於雷、乃至呼吸之気復帰於人。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫