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ずらっと

ずらっと異読 ズラッと
副詞
1
標準
in a line
文例 · 用例
「お前達は並んでアラビア兵のようだ」「そや、バグダッドの祭のようだ」「腹が第一減っていたんだな」 ずらっと並んだ洋酒の壜を見ながら自分は少し麦酒の酔いを覚えていた。
梶井基次郎 泥濘 青空文庫
唯一様の色彩と動作との中にうようよと甲板の掃除をして居る時でも、船艙の板囲いにずらっと列んで、尻をついて休んで居る時でも、イフヒムの姿だけは、一団の労働者から浮き上った様に、際立って見えた。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
奥の方には二十石入の酒樽が十五本ばかりずらっとならび横には麹室らしい別の室さへあったのだ。
宮沢賢治 税務署長の冒険 青空文庫
王女さまは、つむぎ車ぐらいもある、大きなしんじゅの上に腰かけていてね、そのまわりには、女官たちと貴族たちがひかえていたんだけど、その人たちばかりじゃなく、女官たちの小間使いと、またその小間使いの小間使いや、貴族たちの侍僕と、またその侍僕たちが、ずらっと、ならんでいたんだよ。
――七つのお話からできている物語―― 雪の女王 青空文庫
ずらっとならべた薬種びんの下の調剤卓の前に、もたれのない抉り抜きの事務椅子に腰かけて、黒い事務マントを羽織った悒鬱そうな小柄な若い男が、一心に小形の書物に読みふけっている。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
三人はクララの立っている美しい芝生より一段低い沼地がかった黒土の上に単調にずらっとならんで立っていた――父は脅かすように、母は歎くように、男は怨むように。
有島武郎 クララの出家 青空文庫
二十四五脚の椅子が食卓に背を向けてずらっとならべてある食堂の中ほどから、横丁のような暗い廊下をちょっとはいると、右の戸に「医務室」と書いた頑丈な真鍮の札がかかっていて、その向かいの左の戸には「No.12 早月葉子殿」と白墨で書いた漆塗りの札が下がっていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
薬局の前を通るとずらっとならんだ薬びんが誘惑のように目を射た。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
発売日当日、店の前には開店を待つ客がずらっと行列を作った。
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書棚には、難しそうな専門書がずらっと並んでいて圧倒される。
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海岸沿いに、色とりどりのパラソルがずらっと並ぶ光景は圧巻だ。
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