集る
たかる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to gather
文例 · 用例
所が芥川君の周圍に集る人々は、たいていその同型な人物ばかりであつたので、交際の廣いわりに、心境が孤獨で寂しかつたのだらう。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
三十歳をすぎている小使は、過去に暗い経歴を持っている、そのために内地にはいられなくて、前科者の集る西伯利亜へやって来たような男だった。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
」 と幾度も一人で合点み、「ええ、織さん、いや、どうも、あの江戸絵ですがな、近所合壁、親類中の評判で、平吉が許へ行ったら、大黒柱より江戸絵を見い、という騒ぎで、来るほどに、集るほどに、丁と片時も落着いていた験はがあせん。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
集る者は大抵四十から五十、六十の相当年輩の男ばかりで、いずれは道楽の果、五合の濁酒が欲しくて、取縋る女房子供を蹴飛ばし張りとばし、家中の最後の一物まで持ち込んで来たという感じでありました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
輕症の患者さんたちが、はだかでここへ集るのよ。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
全体大切な児童を幾百人と集るのだもの、丈夫な上に丈夫に建るのが当然だ。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
其処に集る人々の提灯の火が目立つほど、森の中心の火は衰えた。
— 岡本かの子 『窓』 青空文庫
何にもならないで、ばたりと力なく墓石から下りて、腕を拱き、差俯向いて、ぢつとして立つて居ると、しつきりなしに蚊が集る。
— 泉鏡花 『星あかり』 青空文庫
標準
to sponge (off someone)
標準
to extort