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六日の菖蒲

むいかのあやめ
表現名詞
1
標準
something that comes too late to be useful
文例 · 用例
事あつて後にして、前兆を語るのは、六日の菖蒲だけれども、そこに、あきらめがあり、一種のなつかしみがあり、深切がある。
泉鏡太郎 間引菜 青空文庫
ぐずぐずしていると、六日の菖蒲になるぜ」と、万次郎は催促するように云った。
正雪の絵馬 半七捕物帳 青空文庫
今無事に鐵三郎樣さへ救ひ出せば、何とでも辯解の道は立つ、同志四五人命を惜しむ者はないが、斬込んで御府内を騷がさなかつたのはその爲だ」「――」「――が、かうしてゐるうちにも、平馬の子平太郎の御目見得が濟んでしまつては、六日の菖蒲だ」 その御目見得の日が、二三日の後に迫つて居るのです。
捕物仁義 錢形平次捕物控 青空文庫
いま無事に鉄三郎様さえ救い出せば、何とでも弁解の道は立つ、同志四五人命を惜しむ者はないが、斬込んで御府内を騒がさなかったのはそのためだ」「…………」「――が、こうしているうちにも、平馬の子平太郎の御目見が済んでしまっては、六日の菖蒲だ」 その御目見の日が、二三日の後に迫っているのです。
捕物仁義 銭形平次捕物控 青空文庫
六日の菖蒲ということはあるが、四日の菖蒲とは初めて聞くので、主税介はいまでも覚えていた。
山本周五郎 四日のあやめ 青空文庫
作例 · 標準
試験が終わってから参考書を読み込んでも、それは六日の菖蒲というものだ。
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新しい企画が承認された後に、もっと良いアイデアが出ても、もう六日の菖蒲だね。
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雨が降り始めてから傘を持ってきても、六日の菖蒲でびしょ濡れになるだけだ。
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