罔両
罔両
名詞
標準
文例 · 用例
ドイツの俚説に灰上に家鴨や鵞の足形を印すれば、罔両ありと知るという(タイラー『原始人文篇』二板、二巻一九八頁)。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
昼はまれ/\訪ふ人々に心を動かし、或は宮守の翁、里のをのこ共入り来りて、猪の稲食ひ荒し兎の豆畑に通ふなど我聞知らぬ農談、日已に山の端にかゝれば、夜坐静に月を待てば影を伴ひ、燈を取りては罔両に是非をこらす。
— 高浜虚子 『俳句はかく解しかく味う』 青空文庫
秋の日や釣する人の罔両 雲水「罔両」は「カゲボウシ」とよむのであろう。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫