ボール箱
ボールばこ
名詞
標準
cardboard box
文例 · 用例
僕としてたゞまだ塵芥箱もないことだし、隅ッコに暫時捨てたわけで、おまけにそこらに前ゐた人が捨てて行つたのだらう、ボール箱や新聞紙のキレが相当散らかつてゐたので、そのお説教が始まつた時は全く意外であつた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
可憐な都会の小学児童まで動員してこの木枯しの街頭にボール箱を頸にかけての義捐金募集も悪くはないであろうが、文化的国民の同胞愛の表現はもう少し質実にもう少しこくのあるものであってもよいと思われる。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
支那人はボール箱の荷物をおろすと、脂ぎった手で無神経にその毛布をめくり上げた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
いろいろさまざまな恰好の壜がはいったボール箱が橇いっぱいに積みこまれた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
返すと見えたのは包装のボール箱だけ……又は用意して来た、ほかの下らない本を詰めたりしてモトの隙間へ突込んで、入用な本はチャント脇の下に挟みながら……チェッ。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
銀座の夜店で机の上にボール箱を二つ並べて、一方から一方へ堅炭を鉄の鋏で移している。
— 夢野久作 『恐ろしい東京』 青空文庫
一方が空になると又一パイになっているボール箱の方から一つ一つに炭を挾んで空のボール箱へ移し返し始める。
— 夢野久作 『恐ろしい東京』 青空文庫
二つのボール箱の左から右へ、右から左へと一つ一つに炭の山を積み返し積み返して、夜通しでも繰り返しかねないくらい。
— 夢野久作 『恐ろしい東京』 青空文庫
作例 · 標準
宅配便のドライバーが、大きなボール箱を抱えて玄関にやってきた。
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引っ越しのために、たくさんのボール箱に荷物を詰めた。
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子供は新しいおもちゃのボール箱に入って、秘密基地のように遊んでいた。
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