頑陋
がんろう
形容動詞名詞
標準
stubborn and mean
文例 · 用例
性、剛腹|頑陋、面長く顔赤き故を以て、世人これを赤入道と呼んだ。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
されども歌人皆|頑陋褊狭にして古習を破るあたわず、古人の用い来りし普通の材料題目の中にてやや変化を試みしのみ。
— 正岡子規 『曙覧の歌』 青空文庫
その根柢に一系の哲學もなうして、一時の感の浮べるまゝに、或は好惡に驅られて衆他を排し、或は狹き經驗を尺度として大なる人間を是非するが如き頑陋偏僻なる小理想をいへるなりと。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
況や好惡の念強かりしシヨオペンハウエルが如きもの、若くは僻境に居りて經驗少かりけるカントが如きもの、爭でか偏僻頑陋と看做されざらむ。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
問『人類の無智と頑陋との為めに、啓蒙事業は幾回か失敗の歴史を遺して居る。
— SPIRIT TEACHINGS 『霊訓』 青空文庫
しかし、私のもっとも望んで止まざるところは、おのれの信ずるところを堂々と行い、権勢を恃んで民心をおさえ、天下の政治を壟断しようとする卑劣頑陋の小人に一撃を喰わし、これを悔悟反省せしむる人物の出現である」。
— 尾崎士郎 『早稲田大学』 青空文庫
これらの作家たちは、婦人の社会的な立場に対しても、ただのがんろう物ではない人間としての心を見出そうとしている。
— 宮本百合子 『文学と生活』 青空文庫
作例 · 標準
「あの頑陋な管理職を説得するのは至難の業だ。自分の経験以外は全部否定されるからね」
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自分の非を一切認めようとしない頑陋な態度が、親戚間での決定的な亀裂を生んでしまった。
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古い慣習に固執し、若者の意見に耳を貸さない頑陋な老人たちは、村の発展を阻害している。
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