舎場
しゃじょう
名詞
標準
文例 · 用例
この神人の事を明らかにしておくことは沖縄の家族制度を了解する上にいたって必要なることでありますから、喜舎場朝賢翁の近著『東汀随筆』の一節を引用して御覧に入れましょう。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
左右人なく王予に謂て是好き書なるかな喜舎場よ、との玉ふ。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
喜舎場翁の話によると、当時、王は非常に神事に熱中しておられてしばしば城中の首里森という所で国中の鬼神を祭られたとのことであります。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
(喜舎場朝賢氏の『琉球見聞録』参照。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
気象台の岩崎卓爾翁は固より、喜舎場永※氏其他が申し合せた様に証歌をあげて説かれた。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
豊信氏は安雄とはシェパード犬研究のお仲間で親交あり、中村屋の仕事をよく理解して趣意に賛成せられ、私どももついにこの方に中村屋鶏舎場の場主兼経営者として、協同協力をお願いすることになったのです。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
九 氏族と信仰の対立 最近に世に出た喜舎場翁の『八重山歴史』を一読して、自分は改めてまたこの島でいうところのニーラスク、遠い昔の世の海上浄土、我々の生命の古里の、昔にかわる姿を心に描いてみた。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
喜舍場の小學校の下で校長さんに出迎へられ、一緒に荻堂に向つたが、道は細く山道となり、如何にも危かしく、やう/\荻堂の村に上り著くと、貝塚の持主の人が出られて、村の北手にある貝塚に案内して呉れられた。
— 濱田耕作 『沖繩の旅』 青空文庫