改正案
かいせいあん
名詞
標準
reform bill
文例 · 用例
どうも唯今改正案になつて居る發音的の假名と云ふものは發音的でない所があるやうに思ふ。
— 森鴎外 『假名遣意見』 青空文庫
「政府の議会に提出せる著作権法改正案に対し文芸家協会案を提げ修正を迫る。
— 宮本百合子 『山本有三氏の境地』 青空文庫
この民法改正要綱は昭和二年政府が臨時法制審議会を設けて、我々に日常関係ある民法のうち、親族、相続法の改正案を審議した。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
改正案では、子が婚姻をするのは年齢を問わず、父母、祖父母の同意がいることになり、未成年者がそれに反した婚姻をすると、父母、祖父母が取消してよいことになっている。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
元は男三十歳女二十五歳以後は婚姻は自主的にされたが、改正案によれば例え四十の男と三十歳の女とが結婚するにも、父母祖父母までの同意を要するということになる。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
しかし従来の親族法では、父母が同意するしないは父母の絶対の自由であったが、改正案では、相当の理由なくては反対できないということにされている。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
改正案はこの妻の無能力と夫婦の財産制を改め、代りに「婚姻の効力」によって、「妻の能力は適当に之を拡張すること」を提案しているが、やはり妻が法律上有する能力の範囲は、適当と考えられる範囲に、限りとどめられるわけである。
— 宮本百合子 『若い婦人のための書棚』 青空文庫
しかし、根本をなす憲法改正案に対して定見を示していない婦人代議士が、どうして、それだけの大事業をなしとげられよう。
— 宮本百合子 『春遠し』 青空文庫