大和の国
やまとのくに
名詞
標準
Yamato
文例 · 用例
大和の国、とくに昭和(百姓昭明、万邦協和)の御代に生まれすむ、われわれ大和民族は、決して「同じて和せざる」小人であってはなりません。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
」の御神楽歌と代り、大和の国の総本部に参詣して来てからは、自ら思立つてか、唆かされてか、家屋敷|所有地全体売払つて、工事費総額二千九百何十円といふ、巍然たる大会堂を、村の中央の小高い丘陵の上に建てた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
」 といって騒いでいるうちに、太子はもう大和の国原をはるか後に残して、信濃の国から越の国へ、越の国からさらに東の国々をすっかりお回りになって、三日の後にまた大和へお帰りになりました。
— 楠山正雄 『夢殿』 青空文庫
歌の中にある「斑鳩」だの、「富の小川」だのというのは、いずれも太子のお住まいになっていた大和の国の奈良に近い所の名で、その富の小川の流れの絶えてしまうことはあろうとも、太子さまの今日のお情けをけっして忘れる時はございませんというのでございます。
— 楠山正雄 『夢殿』 青空文庫
義朝の奥方の常盤御前は、三|人の子供を連れて、大和の国の片田舎にかくれていました。
— 楠山正雄 『牛若と弁慶』 青空文庫
それから先の事は自然の成行で、大和の国に居る柳仙の親類なんかは一人も寄付かなかったんだから仕方がない。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
さてこうなって考えますと、叔母の尼さえ竜の事を聞き伝えたのでございますから、大和の国内は申すまでもなく、摂津の国、和泉の国、河内の国を始めとして、事によると播磨の国、山城の国、近江の国、丹波の国のあたりまでも、もうこの噂が一円にひろまっているのでございましょう。
— 芥川龍之介 『竜』 青空文庫
母の家は、大和の国の安堵村の下長で、藍と、木綿とを商にしていたらしい。
— 直木三十五 『死までを語る』 青空文庫
作例 · 標準
「大和の国」は、日本の雅称として今も親しまれている。
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古の歌人たちは、故郷「大和の国」を深く愛した。
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大和の国には、数多くの神話や伝説が残されている。
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