広幅
ひろはば
名詞
標準
double width cloth or fabric
文例 · 用例
加賀様の奥仕えのお腰元のお蘭というべっぴんが思いついて、江戸紫に今のその鹿の子絞りを染めさせ、袋仕立ての広幅にこしらえさせて、ふっさりふさのように結んでたらしたぐあいがいかにもいきで上品なところから、お蘭しごきという名が出たんだよ。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
広幅ものの輸出羽二重や人絹を織っていたこの山陰地方の町の機屋は、直接アメリカの恐慌の打撃を蒙ったのであった。
— 宮本百合子 『だるまや百貨店』 青空文庫
半分開けっぱなしになっているドアの隙間から、明るい室内の空気が照るように派手な友禅の羽織の後姿が見えたり、階段の中途で一人は上に一人は下に立ち止って顔を向けあって何か喋っている、両方ともが広幅帯をきっちり胸のところにしめていたり。
— 宮本百合子 『海流』 青空文庫
彼はまだ、例の談判にやって来た時の上等な広幅羅紗の一着を着ていたが、それは、泥土でよごれたり、森の鋭い茨で裂けたりして、ひどく傷んでいた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
その中央を海軍大臣の御案内で、大統領閣下は燕尾服に赤い広幅の勲章のリボンを斜めに飾って、令夫人御同道にて入場あらせられるのを、私は外交官席の後に立ってお迎え申し上げたことは、何という偶然の幸福であろう。
— 小林一三 『アーニイ・パイルの前に立ちて』 青空文庫
第八図 第八図は広幅樹枝と称する型の一種で、樹枝状の枝の幅がかなり広い。
— 中谷宇吉郎 『『雪華図説』の研究』 青空文庫
この種の広幅樹枝の結晶は、前述の扇型と後述の完全樹枝状との中間の状態で出来たものと思われている。
— 中谷宇吉郎 『『雪華図説』の研究』 青空文庫
第二十図 第二十図は広幅の十二花の例であり、この時は、枝の生長が遅いために、現象が安定となり、従って十二本の枝が全部同じ長さになりやすい。
— 中谷宇吉郎 『『雪華図説』の研究』 青空文庫
作例 · 標準
広島に来たら、やっぱり本場の**広島焼き**は外せませんよね!
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