毛唐人
けとうじん
名詞
標準
damn Westerner
文例 · 用例
東夷南蛮の類であり、毛唐人の仲間である。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
「この毛唐人めら、汝、どうするか見やあがれ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
稗は真黒、真黒、くろんぼ、玉蜀黍や赤髯、赤髯毛唐人が股くら毛。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
毛唐人なあ気の利いとるケニ」「一番、最初に読んだ分は何じゃったろうかいね」「あれあ神主がいう高天が原たい。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
何だってその、あの毛唐人奴等、勝山のお嬢さん、今じゃあ柳屋の姉さんだ、それでも柳橋|葭町あたりで、今の田圃の源之助だの、前の田之助に肖ているのさえ、何の不足があるか、お夏さんが通るのを見ると、大騒動をやりますぜ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
町人風情の照子とか、毛唐人のFなどは、これが若し昔ならとうに吾輩の手打になつてゐるところだ。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
「毛唐人に日本の彫刻が分るものか。
— 店初まっての大作をしたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
毛唐人に日本の彫り物が分ってたまるものか」など、そこはいわゆる名人|気質でなかなか一刻である。
— 店初まっての大作をしたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
当時の日記には、外国船員に対する複雑な感情と共に「毛唐人(けとうじん)」という言葉が記されていた。
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文学作品で、異文化への警戒心や偏見を表すために「毛唐人(けとうじん)」という言葉が用いられることがある。
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