解釈学
かいしゃくがく
名詞
標準
hermeneutics
文例 · 用例
一言にしていえば、「いき」の研究は民族的存在の解釈学としてのみ成立し得るのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
形而上学的な又解釈学的な、文献学主義的、文学主義的、教学的、等々のカテゴリーでは、社会の一物をも、現実には処理出来ないものである。
— 戸坂潤 『技術的精神とは何か』 青空文庫
文献学や解釈学を以て、歴史科学に代えることは出来ないからだ。
— 戸坂潤 『哲学の現代的意義』 青空文庫
マルクス主義の唯物論にいう「物」とはかくして最初に人間の自己解釈の概念であり、我々の用語が許されるならば、一つの解釈学的概念であって、純粋なる物質そのものを意味すべきではないのである。
— 三木清 『マルクス主義と唯物論』 青空文庫
即ち氏に依れば、歴史哲学は解釈学にほかならないので、解釈学がどのようなものであるかは自分で古典の解釈に従事することを通じておのずから習得することができるのである。
— 三木清 『ハイデッゲル教授の想い出』 青空文庫
それを認識する方法が理解であり、理解の方法の学問的に組織されたものが解釈学と称せられている。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
ディルタイが解釈学におけるアポリア(難問)といったかような関係は、単なる循環でなく、理解というものが弁証法的に対立するものの間における形成作用でなければならぬことを示している。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
これに対して現代の哲学においてはなはだ大きな意義を獲得するに至ったのは解釈学である。
— 三木清 『解釈学と修辞学』 青空文庫
ウィキペディア
解釈学 は、様々なテクストを解釈する文献学的な技法の理論、あるいは「解釈する」「理解する」「読む」という事柄に関する体系的な理論、哲学のことである。
出典: 解釈学 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0