黒内障
こくないしょう異読 くろそこひ
名詞多音語
標準
black cataract
文例 · 用例
代助は惘然として黒内障に罹つた人の如くに自失した。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
たとへば、張三の黒内障が、忽、快方に向つたとか、李四の病閹が、即座に平癒したとか、殆、奇蹟に近い噂が盛に行はれてゐるのである。
— 芥川龍之介 『酒虫』 青空文庫
代助は惘然として黒内障に罹った人の如くに自失した。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
遺伝性黴毒からきた黒内障ではないかと私は思った。
— 豊島与志雄 『溺るるもの』 青空文庫
私は医学の勉強をしていて眼科医が黒内障[視神経または網膜の病気による失明]の診断に苦労していることを知っており眼底を検査する基本的な検眼鏡を作ることができた。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
――だが、悲しいことには、彼女は、盲目だった、自分の指も見えない黒内障であった。
— 吉川英治 『かんかん虫は唄う』 青空文庫
作例 · 標準
黒内障を患った彼は、光を失った絶望から立ち直り、音楽の道に希望を見出した。
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外見上は異常がないにもかかわらず視力が低下する黒内障は、早期発見が難しい。
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現代の医学では、黒内障の原因として視神経の損傷などが挙げられている。
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ウィキペディア
黒内障(こくないしょう)とは、眼球自体には特に器質的な異常が認められないのにもかかわらず、重度の視力障害が発生したり、失明状態に陥ったりする状態の総称である。先天性のものもあれば、後天性のものもあり、原因も様々である。
出典: 黒内障 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0