爆ぜる
はぜる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to burst open
文例 · 用例
黒い煙と、パチパチという材木の爆ぜる音。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
けたたましく自動車の鳴り爆ぜる音、咽喉太の唸り笛さへ、凝り霜の夜凝りに冴えて、はた、ましぐらに何処へか駈け去り去りぬ。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
けたたましく自動車の鳴り爆ぜる音、咽喉太の唸り笛さへ凝り霜の夜凝りに冴えて、はた、ましぐらに何処へか駈け去りぬ。
— ――長歌体詩篇二十一―― 『観想の時』 青空文庫
苞ぐるみ巧くそれを※ぎとったところで、どうせ長もちはしないに極っているが、手のひらのなかで苞の爆ぜるのを感じるのは、ちょっとくすぐったいもので、蟋蟀のように刺だらけの脛で、肌を蹴飛ばしたりしないのが気持がいい。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
独軍の塹壕で矢庭に小銃の爆ぜる音がしたが、弾丸は外つ方へ逸れてしまつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
と思うと、その煙の向うにけたたましく何か爆ぜる音がして、金粉のような火粉がばらばらと疎らに空へ舞い上りました。
— 芥川龍之介 『疑惑』 青空文庫
ただ、あの時に較べて今の方が爆ぜるような気力でおしもを視ているのが、自分ながら不思議なことであった。
— 矢田津世子 『女心拾遺』 青空文庫
伯林停車|場(晶子)ああ重苦しく、赤|黒く、高く、濶く、奥深い穹窿の、神秘な人工の威圧と、沸沸と迸る銀|白の蒸気と、濛濛と渦巻く煤煙と、爆ぜる火と、哮える鉄と、人間の動悸、汗の香、および靴音とに、絶えず窒息り、絶えず戦慄する伯林の厳かなる大停車|場。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
ポップコーンが熱せられて、ポンポンと音を立てて爆ぜる。
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熟したトマトが、あまりの重さに枝から落ちて地面で爆ぜた。
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乾燥した豆が火にかけると、突然音を立てて爆ぜることがある。
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