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飛び飛び

とびとび
名詞-の形容詞形容動詞
1
標準
sporadic
文例 · 用例
なお面白いのは日が高くなるにつれて椎茸が次第に縮んで、おしまいにはもう椎茸とも何とも分らぬものになって石ころ道の上を飛び飛び転がって行く。
寺田寅彦 青空文庫
「大きいどんぐり、ちいちゃいどんぐり、みいんな利口などんぐりちゃん」と出たらめの唱歌のようなものを歌って飛び飛びしながらまた拾い始める。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
背後には躑躅の花飛び飛びに咲きて、青き草まばらに、やがて堂のうらに達せし時は一株も花のあかきはなくて、たそがれの色、境内の手洗水のあたりを籠めたり。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
」「さあ――」「降るのは構ひませんがね、その雷様は――」小笠原氏は、幌なしの車に、横ざまに背筋を捻ぢて、窓に腰を掛けたやうな形で飛び飛び、「昨日一昨日と三|日続けて鳴つたですで、まんづ、今日は大丈夫でがせうかな。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
それから段々あの橿原の家を向い合いに、飛び飛びに、千鳥にかけて一軒一軒、何処でもおなじことを同一ところまで言って、お銭をねだりますんでございますがね、暖い、ねんばりした雨も、その門附けの足と一緒に、向うへ寄ったり、こっちへよったり、ゆるゆる歩行いて来ますようです。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
中にも大島を遥かに望んで、真鶴の浜に対向う、熱海の海の岸一帯、火山が砕けた巌を飛び飛び、魚見岬に行く間、小石にも白波や、貝殻にも潮の花。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
花崗岩の敷石を飛び飛び赤土道を降りて、到着した判検事一行の七名ばかりを出迎えた。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
其のうちに半里くらいも往ったのでしょうか、松原の松が飛び飛びになって路の左側に沙山のある処がありますね。
田中貢太郎 提灯 青空文庫
作例 · 標準
最近は忙しくてまとまった読書時間が取れず、飛び飛びにしかページを読み進められていない。
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険しい山道には、登山客が迷わないよう飛び飛びに赤いテープが目印として巻かれている。
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記憶が飛び飛びで、昨夜の忘年会の二次会以降に何を話したか全く思い出せない。
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飛び飛び(とびとび) — 幻辞.com