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名詞
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標準
文例 · 用例
輪※と樹木輪※の暦をかぞへてみればわたしの過去は魚でもない 猫でもない 花でもないさうして草木の祭祀に捧げる 器物や瓦の類でもない金でもなく 蟲でもなく 石でもなく 鹿でもないああ ただひろびろとしてゐる無限の「時」の哀傷よ。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
大なる石は虚空より唸りの風音をたて石のごとく速かに落下し来り直ちに男女を打ちひしぎ候。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
その上に地球以外から飛来する石の粉のようなものが、いわゆる宇宙塵として浮游している。
寺田寅彦 塵埃と光 青空文庫
」と荒らかに言棄てて、疾風土を捲いて起ると覚しく、恐る恐る首を擡げあぐれば、蝦蟇法師は身を以てすが如く下り行き、靄に隠れて失せたりけり。
泉鏡花 妖僧記 青空文庫
俺は鰯のようなヒョロヒョロの星やめだかのような黒い石はみんなパクパク呑んでしまうんだ。
宮沢賢治 双子の星 青空文庫
いかなる言葉もてもこれを言い消すことあたわず、大空の星のちたるがごとし、二郎はその理由のいかんを見ず、ただ光の失せぬるを悲しむ。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
竜田は勢よく、「どうだ、小生意気ではないか、――いいえ、星が流れたんです、石でございます、――と云った、そればかりならばまだしも恕すね。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
水分の蒸發及び落は晝夜によつて行はれてゐる。
幸田露伴 努力論 青空文庫