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応別

おうべつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
之は映画がもつべき本来の劇的又文学的価値とは一応別で、それ以前の先決条件に他ならないのだが、この条件を離れて映画の劇的文学的本質を論じることは、恐らく映画を劇や文学に解消して了うことになりはしないかと考える。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
ブルジョア文学の遺産がプロレタリアによって尊重されるべきだと云われているにも拘らず、宗教(その本質が文学である場合は一応別として――事実多くの文化宗教は文学的遺産に過ぎぬ)の遺産などは問題にされない理由も、之だ。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
之ならば確かに自然界と一応別で、又それとは秩序=世界を全く異にしているだろう。
戸坂潤 科学論 青空文庫
実験が理論と一応別に、それ自身の一貫した歴史的発達を持っている場合も忘れてはならない。
戸坂潤 技術の哲学 青空文庫
処が意識という存在は歴史的社会とは一応別な存在であるから、その限り一応の自主性を有つので、一応は逆に自分が歴史的社会を限定すると考えられ得ねばならぬ。
戸坂潤 イデオロギー概論 青空文庫
社会科学に於ける実験というものがあるとしても、少なくとも自然科学の夫とは一応別でなくてはならぬ。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫
ドイツ式な文化の観念と、之とは一応別に他の諸国で国際的な用語として用いられているそれとの間の区別、之を指摘して何を云おうとするのであるか。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫
幹部や特殊な記者は、一応別として、普通の記者はそうだ。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫