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消耗戦

しょうもうせん
名詞
1
標準
war of attrition
文例 · 用例
パーソナルコンピューターと出会った一九七〇年代後半、オレは日本語処理の消耗戦に開け暮れていた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
そう思い付いたオレは、かつてパーソナルコンピューターと出合った当時、日々明け暮れていた編集作業の消耗戦を思いだした。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
ドイツ留学の二年間は、主として欧州大戦が殲滅戦略から消耗戦略に変転するところに興味を持って研究したのであるが、語学力の不充分と怠慢性のため充分に勉強したと言えず、誠にお恥ずかしい次第である。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
「殲滅戦争」「消耗戦争」の名称を「決戦戦争」「持久戦争」に改めたのは満州事変以後のことである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
目下われらが考えおる日本の消耗戦争は作戦地域の広大なるために来たるものにして、欧州大戦のそれとは根本を異にし、むしろナポレオンの対英戦争と相似たるものあり。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
持久戦争でも為し得る限り殲滅戦略で敵に大衝撃を与えて戦争の決を求めんと努力すべきであるが、かならずしも常に左様にばかりあり得ないで、消耗戦略に依り会戦によって敵を打撃する方法の外、或いは機動ないし小戦に依って敵の後方を攪乱し敵を後退せしめて土地を占領する方法を用いるのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
またこの頃殲滅戦略を愛用したカール十二世は作戦的には偉功を奏しつつも、遂にピーター大帝の消耗戦略に敗れたのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
すなわちフリードリヒ大王即位(一七四〇年)当時の用兵は持久戦争中の消耗戦略中、甚だしく機動主義に傾いていたのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
作例 · 標準
第一次世界大戦は、多くの血を流した消耗戦の末に終結した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
このゲームの戦略は、敵の戦力をじわじわと削る消耗戦に持ち込むことだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
長期化する紛争は、しばしば経済的にも精神的にも消耗戦となる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

消耗戦 とは、戦争時における交戦状態のひとつ。戦闘の決定的な主導権をどちらも握れないまま、長期継続的に同一地点に戦力を投入し続けて損害を出し続ける状態、あるいは強固に防衛された要塞など一地点の攻略のために、攻撃側が長期継続的に多大な損害を出しながら攻撃を続けることを言う。非対称戦以前の大規模戦闘で多く見られ、第二次大戦における独ソ戦や太平洋戦線ではソロモン諸島の戦いがその典型とされる。海軍記者の伊藤正徳は損害が累積する様子を「吸血戦」と例えた。《光人社、連合艦隊の最後》

出典: 消耗戦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0