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非戦論

ひせんろん
名詞
1
標準
anti-war argument
文例 · 用例
そうかと思うと、また今の時節には少しどうかと心配されるような非戦論を滔々と述べ聞かすのであった。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
戦争開始前、「万朝報」によった幸徳秋水、堺利彦、黒岩涙香等は「非戦論」を戦わした。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
非戦論者達は、では長篠城を抜いて勝頼を入れ、一門の武将は後陣となり、我等三名は川を越えて対陣し、持久の策を採らば、我軍の兵糧に心配ないのに対して、敵軍は事を欠いて自ら退陣するであろう、と云った。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
こんな遺恨から、今度の軍評定の席でも、両々相争ったわけだが、非戦論者ついに敗れたので、馬場等は、大道寺山の泉を、馬柄杓で汲みかわし、決死を盟った。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
勇将猛士が非戦論である戦争が、うまく行くわけはない。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
この時、ファヤマンの方でも小倉が、持って行って見せた要求条件が、問題になって、主戦論と非戦論との猛烈な論戦が行なわれていた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
教誨師というのは本願寺の僧侶で「平民新聞というのはタシカ非戦論でしたかな、もちろん宗教家などの立場から見ても、主戦論などということはドダイあるべきはずはないのです。
堺利彦 獄中生活 青空文庫
さらにその翌年、DとSとがその非戦論のために新聞を出て一週刊新聞(平民新聞)を創めて、新しい社会主義運動を起した時、それに馳せ加わった有為の青年の大部分は、この鉱毒問題から転じて来たものか、あるいはこの問題に刺激されて社会問題に誘いこまれたものであった。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
作例 · 標準
泥沼化する戦局を憂いた彼は、言論の自由が狭まる中でも毅然として非戦論を唱えた。
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教科書で読んだ明治時代の非戦論は、当時の社会情勢に対して非常に先鋭的な内容だった。
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平和主義を貫く彼の非戦論は、単なる理想主義ではなく緻密な国際情勢分析に基づいている。
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