甌穴
おうけつ異読 かめあな
名詞
標準
giant's kettle
文例 · 用例
栗村君は、曾つて詩人|國府犀東氏をこの浦富に迎へ地質に精しいなにがし大學の教授をも迎へた時のことを私に話し、この附近に多い岩壁と洞窟と島々岩々とを船から指して見せ、ほとんど研究的といつていゝ程の熱心さで、そこの集塊岩には甌穴がある。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
附近には直径二、三尺の甌穴が水中に二、三個穿たれているのを見た。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
一度などは川底に紺屋の藍瓶を伏せたような濃藍色を呈した甌穴の連っている間の縁を、股を没する急流に押されながら渉ったこともあった。
— 木暮理太郎 『秋の鬼怒沼』 青空文庫
「さて、いよいよ、あなたさまのおうけつぎになった財産をごらんになるときがまいりました。
— グリム Grimm 『忠義者のヨハネス』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
甌穴(おうけつ)とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール 、または甕穴(かめあな)ともいう。
出典: 甌穴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0