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様仕

ようし
名詞
1
標準
文例 · 用例
蚤のような男、蝨のような女が、何様致した、彼様仕った、というが如き筋道の詮議立やなんぞに日を暮したとて、尤千万なことで、其人に取ってはそれだけの価のあること、細菌学者が顕微鏡を覗いているのが立派な事業で有ると同様であろう。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
よろしい同行致しましょう……併し夫の前に私の仕事を、左様仕事の結果をですね、どうぞ鳥渡ご覧下さい』 博士は快活に斯う云って一抹の恐怖さえ顔に現わさず、看護婦と共に私を導いて、更に隣室へ参りましたものです。
国枝史郎 人間製造 青空文庫
そんな事までして私の邪魔を仕様仕様として居るんですもの…… 有りもしない事云われちゃ亡くなった母さんや父さんにだってすまないわ。
宮本百合子 お久美さんと其の周囲 青空文庫
右の次第に付御家においても此度は彌以御武備不殘西洋流に御變革相成、人々の心得方區々不相成樣一方に御治定被遊、士分の面々へは專ら西洋の文學御引立、御一國の御武備御整相成候樣仕度奉存候。
福澤諭吉 御時務の儀に付申上候書付 青空文庫
右は不容易御事柄、私體の議論可仕義には無御座、恐多奉存候え共、當時指迫指急候御場合に付、忌憚をも不奉憚不取敢申上候義、何卒御覽被成下、其の上可然被思召候はゞ、御在所表えも被仰送候樣仕度奉願上候。
福澤諭吉 御時務の儀に付申上候書付 青空文庫
アンドレイ、エヒミチはハヾトフが自分を散歩に誘つて氣晴を爲せやうと云ふのか、或は又自分に那樣仕事を授けやうと云ふ意なのかと考へて、左に右服を着換へて共に通に出たのである。
アントン・チエホフ Anton Chekhov 六號室 青空文庫
歸着※々の二月二十五日付で、筒井、川路より阿部伊勢守へ宛て「今般亞米利加人渡來いたし候に付、御挨拶之儀、一體之御趣意、何卒以御書面私共より魯西亞人へ挨拶及置候趣と齟齬仕候儀無之樣仕度候。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
布恬廷 折角之御談には御座候得共、御沙汰の通りには難相成、乍去、一昨年來遙々御出張、御苦勞も被成、殊に厚き御談故、何とか御談之廉相立候樣、御受可仕候、尤御即答には難相成候間、暫く御猶豫被下候樣仕度候。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫