うら若い
うらわかい
形容詞
標準
young
文例 · 用例
武蔵野に見るような黒土を踏んで、うら若いひのきの植林が、一と塊まりに寄り添っている、私たちの足許には釣鐘草、萩、擬宝珠、木楡が咲く。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
下谷のある町の金貸しの婆さんの二階に間借りして、うら若い妻と七輪で飯を焚いて暮している光景のすぐあとには、幼い児と並んで生々しい土饅頭の前にぬかずく淋しい後姿を見出す。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
論理的に確実なある物を捕える喜びは、もうこの頃から彼のうら若い頭に滲み渡っていた。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
「侯爵……」 彼の隣りにゐる、品のいい、うら若い佛蘭西人は、最初の三日ほどは、喋つたり、笑つたりしてゐた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
――」 さうすると、そのうら若い佛蘭西人は、再び元氣づき、自分の襟の埃を拂つて、蘇つたかのやうになつた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
けれども、うら若い佛蘭西人の目が、一瞬、異樣に赫いた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
うら若い侯爵が言つた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
うら若い青年、まだ人の心の邪なことや世のさまのけわしい事など少しも知らず、身に翼のはえている気がして、思いのまま美しい事、高いこと、清いこと、そして夢のようなことばかり考えていた私には、どんなにこれらのことが、まず心を動かしたでしょう。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「young」である。
「young」という意味で使われることが多い。
young」という概念は重要だ。
その出来事は「young」の良い例だ。