馬鹿にならない
ばかにならない異読 バカにならない
表現形容詞
標準
not insignificant
文例 · 用例
熊蔵の云うことも馬鹿にならない、家主の威光と大勢の力とで、猫婆が生みの子よりも可愛がっていたたくさんの猫どもを無体にもぎ取って、それを芝浦の海の底に沈めた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
馬鹿にならないものである。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
何を馬鹿馬鹿しい、とはじめは嗤い棄てようとしたセトナ王子も、暫く考えている中に、この疑問が決して馬鹿にならないのに気がついた。
— 中島敦 『セトナ皇子(仮題)』 青空文庫
馬鹿にならないどころか、この疑は、春の沼辺の水草の根の様に、見る見る、彼の心の中に根を張り枝を伸ばして行く。
— 中島敦 『セトナ皇子(仮題)』 青空文庫
女の腕というものは馬鹿にならないものだそうだ」「あら。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
この通り、自慢じゃないが、一年半に近い外遊中、私達が諸国各地のホテル・停車場・タキシ内――これが一番苦手だ――その他料理店等で置き忘れて来た色んな物品を価格に見積ると、決して馬鹿にならないものがある。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
処が、或る人が、「十で神童、十五で才子、二十過ぎれば並の人、といふこともあるから、子供の時に悧巧でも大人になつて馬鹿にならないとは限らない。
— 芥川龍之介 『才一巧亦不二』 青空文庫
これは馬鹿にならないものだと思ふ。
— 岸田國士 『ロツパの「楽天公子」』 青空文庫
作例 · 標準
この仕事は細かい作業の連続だが、その積み重ねは馬鹿にならない量だ。
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毎日少しずつ貯金したものが、気づけば馬鹿にならない額になっていた。
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たかがアルバイトと言っても、彼がもたらす収益は馬鹿にならない。
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