邸内
ていない
名詞
標準
grounds
文例 · 用例
邸後の森からは、小川が一度邸内の泉水を潜って、前の田へと灑がれていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
消防組の赤い半纒を着た人たちや、青年会の連中が邸内のあちこちに眠そうな手で蚊を叩いていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
本田家の邸内を護衛していた、小作人組合に入っていない、青年団の青年たちや、消防組員までも、一応は取調べを受けた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
ヴァイオリン弾きの老爺はしきりに主人の邸内から辞してまたさすらいの旅に出ようとしました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
何処までも、自分の邸内にとどめて可哀想な乞食音楽師を安楽に暮らさせ様と心掛けました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
ある夜、主人はヴァイオリン弾きの老爺が、突然無断で邸内から抜け出し、何処とも知らず、逃げ失せたのを知りました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
彼は家族を挙げてターリングの邸内に移り、死ぬまでここでレーリーの片腕となって働いた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
○=主膳の邸内 なりひら小僧が座敷の中を引ッ掻き廻して連判状を探して居る。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
作例 · 標準
邸内は美しく手入れされた庭園で、静寂に包まれていた。
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邸内でのみ許可される特別な儀式が執り行われた。
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「お客様、邸内へのご案内はあちらでございます。」
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