覗き眼鏡
のぞきめがね
名詞
標準
peep show
文例 · 用例
こういうものをじっと眺めている中に、私は何時の間にか覗き眼鏡で南洋の海底でも覗いているような気になってしまっていた。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
街は五月の入日どき、覗き眼鏡がとりどりに店をひろぐるそのなかを、赤い木太刀をかつぎつつ、JOHN はしくしく泣いてゆく。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
すじめ、ざらめ、うがのもく等の馬尾藻科の海草が、覗き眼鏡の底に鬱蒼として林のごとく繁茂して、大きな波のうねりのごとにゆらゆらとゆらめいてうつるのであった。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
そこへ外側から一つずつ覗き眼鏡みたいなものが取りつけてあるから、マアセルの有する全部は各人の鼻っ先だ。
— ノウトルダムの妖怪 『踊る地平線』 青空文庫
しかし不審なのは、いまは午前二時半を過ぎて、外面は真の闇に包まれている筈なのに、この複雑な覗き眼鏡のような器械でみると、まるで真昼のように明るく見えるのであった。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
時計屋が使うような片目の覗き眼鏡にぴったり顔をおっつけ、右手でその眼鏡の下のものをいじっているところだが、ヴォルフはカメラをその顔や手の、下の方から向けた。
— 宮本百合子 『ヴォルフの世界』 青空文庫
皺のある大きい老職工の顔のかぶさった肉体的な全容積と頑固な形をしているくせにその仕事にかけての巧妙さを語る大きい手先とが、小さな覗き眼鏡の円筒を中心として、その小さい道具を既に生理の一部分にとかしこんでいるような吸着力で捉えられている。
— 宮本百合子 『ヴォルフの世界』 青空文庫
歪んだ月に、指を円めて覗き眼鏡していると、黒子のようなお月さん!
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
お祭りには、昔懐かしい覗き眼鏡の屋台が出ていた。
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彼は子供の頃、覗き眼鏡で見る世界に夢中になった。
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あの覗き眼鏡は、手作りの絵が動く仕掛けで、とても精巧だった。
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標準
water glass
作例 · 標準
彼は川の透明度を確かめるために、覗き眼鏡を使って水底を見た。
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海の底にはどんな生物がいるのか、覗き眼鏡があればよく見えるだろう。
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漁師が覗き眼鏡で海の中を観察し、魚の群れを探していた。
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