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掻き分ける

かきわける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to push aside
文例 · 用例
子供等の間に交つて與吉も互の身體を掻き分ける樣にして飮んだ。
長塚節 青空文庫
おゑんさんは余を見て人の間を掻き分けるやうにして來て余に茶を侑めた。
長塚節 菜の花 青空文庫
」 掻き分けるようにして、直人が下駄ばきのまま、のっそりと前へ出ると、にっときいろく歯を剥いて言った。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
草を掻き分ける音が続いた。
小林多喜二 不在地主 青空文庫
」さう言ひながら彼は、まるで誰かが捉まへてゐて放さないのか、それとも人ごみの中を掻き分ける時のやうに、両手を振りまはしながら、こちらへ近づくと同時に、イワン・フョードロッチにはこの接吻がひどく気持がよかつた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
殊にからたちは茨のようなトゲを持っているので、それを掻き分けるのは困難であると見做されていた。
岡本綺堂 亡びゆく花 青空文庫
それは恰ど今東北医科大学にゐる加藤豊治郎博士が倫敦の下宿を立つて大陸漫遊に出かゝつた朝の出来事で、見送りに来てゐる多くの日本人を掻き分けるやうにして環女史が其処に現れた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
頭取はそこらに蝦蟇のやうに蹲踞つてゐる人達を掻き分けるやうにして前へ膝行り出した。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
彼は人混みを掻き分けて、出口へと急いだ。
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茂みを掻き分けて進むと、目の前に広々とした草原が現れた。
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舞台裏では、衣装を掻き分けて自分の出番を待つ役者の姿があった。
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掻き分ける(かきわける) — 幻辞.com