準線
じゅんせん
名詞
標準
directrix
文例 · 用例
その間に朝日夕日は一万三千五百五回ずつ平和な浜辺の平均水準線に近い波打際を照らすのである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
もっとも読者の頭の程度が著者の頭の程度の水準線よりはなはだしく低い場合には、その著作にはなんらの必然性も認められないであろうし、従ってなんらの妙味も味わわれずなんらの感激をも刺激されないであろう。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
云い換えれば、文壇の水準線が高まったのである。
— 豊島与志雄 『小説の内容論』 青空文庫
それらの作品は、みな可なりうまいものであり、更にその「うまさ」なるものが、表現の技巧のうまさであることを考える時、吾が文壇の技巧的水準線が、如何に高まったかは明かであろう。
— 豊島与志雄 『小説の内容論』 青空文庫
戸口のところにはポーチがあり、そのポーチの下に、例の小さな泉が、幾らか奇妙な性質の人工の溜池――というのは、船の大きな鉄釜の底を抜いて、船長の言葉で言えば「船荷を満載した時の水準線まで」砂の中に埋めたものなのであるが――の中へ湧き出ていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
時の経つのに随って、一秒また一秒と、恐怖の水準線が、グイグイと昇ってくるのだった。
— 海野十三 『夜泣き鉄骨』 青空文庫
水準線から下の赤ペンキをぬった船腹がはっきりと見られた。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
作例 · 標準
放物線の定義を説明する際、焦点と準線からの距離が等しいことを強調する。
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数学の試験で、与えられた二次曲線の準線の方程式を求める問題が出た。
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円錐曲線の性質を幾何学的に考察する上で、準線は欠かせない要素だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
数学における準線(じゅんせん、英: directrix)は、何らかの幾何学的対象を生成する過程でその基準として付随するある種の曲線を言う。
出典: 準線 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0