勘定書き
かんじょうがき
名詞
標準
bill
文例 · 用例
車屋のばあさんなどは「もうスッカリ御全快だそうで」と、ひとりできめてしまって、そっとふところから勘定書きを出して「どうもたいへんに、お早く御全快で」と言う。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
先ほど、医師から勘定書きを書生が持って来たのを母親は申しわけなさそうにことわっていた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
貯っているだろうと訊くひともあるが、貯っているのは、宿屋の勘定書き位で、全くもって、その日暮らしなのである。
— 林芙美子 『生活』 青空文庫
油、および諸道具 二ドル 洗濯と繕いはたいがい外に出したが勘定書きがまだ来ないから除くとして、結局わたしの金銭支出は全部で次のとおりであった――これは世界のこの地点で金銭の支出が必要である筋の全部、いや全部以上である。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
百万のかわりに半ダースをかぞえ、あなたの親指の爪に勘定書きをつけておきなさい。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
老人はスリッパをはき、古ぼけた上着をひっかけ、たったひとりで、食卓に向かい、別にそれほどの注意も払わずに、ただ気をまぎらわすために、何かの勘定書きに眼を通していた。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
しかし、彼の心にかかっているのは勘定書きではなかった。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
しかし恐らく彼は法務省に雇われていて、彼がいた事務所では高級官僚達が費用明細、親殺しのための黒いヴェールの調達、籠に詰めるおがくず、ナイフのための紐などの勘定書きを発送したりしていたことだろう。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
作例 · 標準
食事を終え、店員に勘定書きをお願いした。
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勘定書きを見て、予想以上の金額に驚いた。
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「すみません、勘定書きをいただけますか?」
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