寸借
すんしゃく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
small loan
文例 · 用例
」と云ったが「お前まあ一寸借りてあがれよ!
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
古くからの状態を調べて見ると、一寸借金をした第一歩がいけなかったらしく、信用制度の経済組織の穽にずるずると深くはまりこんでいったものらしい。
— 豊島与志雄 『死ね!』 青空文庫
又後に出した「石榴」は京都の方の好事家が持っている訳だが、此などは後で一寸借りたいと思って面倒な思をした。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫
先生は例の如く中ノ嶋の屋敷に行き、歸宅早々私を呼ぶから、何事かと思て行て見ると、先生が一册の原書を出して見せて『今日筑前屋敷へ行たら、斯う云ふ原書が黒田侯の手に這入たと云て見せて呉れられたから、一寸借りて來たと云ふ。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
その払下は五百円で、一万八千円は一寸借りのできるくらいである。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
作例 · 標準
給料日までの数日間、同僚から一万円を寸借してなんとか凌いだ。
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「すみません、電車賃を忘れてしまって。少しだけ寸借させていただけませんか?」
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少額の寸借を繰り返しているうちに、いつの間にか友人の信用を失ってしまった。
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