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台木

だいぎ
名詞
1
標準
stock (in grafting)
文例 · 用例
太い古い土台木を跨いで這入ると、広い薄暗い台所の正面に、ぴかぴか、塗りの光る腰の高い竈が三つ程も火附口を並べて厳めしく据えられてある。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
それはちょうど、鍛冶屋の金敷の台木の中に、いつの間にか鉄屑が嵌り込み、沈み込むのとよく似ている。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
金敷の台木から鉄屑が浮かび上がれないように、多くの土方の中には、それから浮かび上がれない約束に縛りつけられたような者もあった。
――生きる為に―― 山谿に生くる人々 青空文庫
そして、先刻から三度目の同じ弁疏を、同じ様な詰らな相な口調で付加へた、『晩方に庭の台木さ打倒つて撲つたつけア、腰ア痛くてせえ。
石川啄木 赤痢 青空文庫
……わたしは二、三遍そこをのぞきに行ったが、油じみた上っ張りを着て、頬のこけた顔をした、もじゃもじゃ髪の痩せた男の子が十人ほど、四角な印刷台木を締めつける木の梃子へ、しょっちゅうとびついて、そんな風に自分たちの虚弱い体の重みでもって、壁紙のまだらな色模様を捺し出しているのだった。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
「この家の土台を変えなくちゃ――」 と、また矢代は柱の下の黝ずんだ台木に指を触れて云った。
横光利一 旅愁 青空文庫
暫くして、彼は持ち馴れた下駄の台木を眺めるように、割れた仮面を手にとって眺めていた。
横光利一 笑われた子 青空文庫
殊に太祇、蕪村などは京の台木へ江戸の椄穂を椄いだというのであるから、江戸を全く蹈み倒す訳にも行かず、先ず無勝負として置くが善かろうと思います。
正岡子規 俳句上の京と江戸 青空文庫
作例 · 標準
美味しい果実を実らせるために、病害虫に強い野生種の桃を台木として使用する。
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接ぎ木をする際、台木と穂木の形成層をぴったりと合わせることが成功の秘訣だ。
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根張りの良い台木を選ぶことで、過酷な環境下でも植物が健全に育つようになる。
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2
標準
wood used as a platform (or base, etc.)
作例 · 標準
木材を切断する際、下にしっかりとした台木を置くことで作業台を傷つけずに済む。
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重い機械を搬入するため、床に直接置かずに厚みのある台木を敷いて荷重を分散させた。
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「倉庫の隅にある適当な台木を持ってきて、この棚の高さを底上げしてくれないか。」
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