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落首

らくしゅ
名詞
1
標準
lampoon
文例 · 用例
落首の中に「比類なき名をば雲井に揚げおきつやごゑを掛けて追腹を切る」と云うのがあった。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
文化のころの落首にも『春の夜の闇はあぶなし槍梅の、わきこそ見えね人は突かるる』とか、又は『月よしと云えど月には突かぬなり、やみとは云えどやまぬ槍沙汰』などというのがありました。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
今度はもう落首どころじゃありません。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
落首というものは、古来、愛すべき民衆の集団的発言の形式であったし、零細な、鋭い可能性把握の一例であった。
――議題の抜粋についての感想―― ペンクラブのパリ大会 青空文庫
先達っての選挙のとき、無効になった投票に多くの落首めいたものがあったという噂も、文学の問題としてやはり見落せない事実なのではなかろうか。
――議題の抜粋についての感想―― ペンクラブのパリ大会 青空文庫
彌次というものを、庶民的な短評の形、川柳、落首以前のものとして考えれば、その手裏剣めいた効果、意味、悉く否定してしまうことは出来ないけれども、その形そのものが、徳川時代のものであって、彌次馬ほどこわいものはなし、に通じる要素をも持っていることは、やはり考えさせられるものがあると思う。
宮本百合子 待呆け議会風景 青空文庫
日本の徳川末期、町人階級はそれを川柳・落首その他だじゃれに表現した。
宮本百合子 政治と作家の現実 青空文庫
なるほど『美』はARTにはないものと見えます」と、徳川時代の町人文学の一つであった川柳、落首の様式を踏んでいる。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
作例 · 標準
時の権力者の失政を皮肉った落首が、一夜にして河原の立て札に貼り出された。
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江戸時代、政治への不満をユーモアに変えて表現する落首は、庶民の密かな楽しみだった。
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「これほど鋭い落首を書くのは、相当な教養と度胸のある人物に違いない」
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