実記
じっき
名詞
標準
true account
文例 · 用例
十六年(癸未) 一八八三○四月、春木座にて「菅原実記」を上演。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
あの然やう、八犬伝は、父や母に聞いて筋|丈は、大抵存じて居りましたし、弓張月、句伝実実記などをよんだ時、馬琴が大変ひいきだつた。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
万治元|戊戌年十二月二日興津弥五右衛門|華押 皆々様 この擬書は翁草に拠って作ったのであるが、その外は手近にある徳川実記(紀)と野史とを参考したに過ぎない。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
皆|活板本で実記(紀)は続国史大系本である。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
立花宗茂島原戦之覚書 肥前国有馬古老物語 原城紀事 徳川実記 其他
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
かれはまた第二軍の写真班の一員として従軍した原杏花の従軍記のこのごろ「日露戦争実記」に出始めたのを喜んで読んだ。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
最近の「軍艦大和」の問題は、文学作品の形をとっていたから、文学者たちの注目を集め、批判をうけましたが、ひきつづきいくつかの形で二・二六実記が出て来たし、丹羽文雄の最後の御前会議のルポルタージュ、その他いわゆる「秘史」が続々登場しはじめました。
— 宮本百合子 『新しい抵抗について』 青空文庫
軍部の「怪文書」が乱れとんで、出所も正体もわからないまま、五・一五、二・二六と人心をかきみだして行って、遂に、無判断無批判にならされた人民を破滅的な戦争に追いこんで行ったいきさつは、こんにちあらわれる二・二六実記と称するものをよんでさえ、よくうかがえます。
— 宮本百合子 『新しい抵抗について』 青空文庫
作例 · 標準
この歴史書は、貴重な史料に基づいた実記として高く評価されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の回想録は、個人的な体験を率直に綴った実記であり、多くの読者の共感を呼んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
事件の真相を明らかにするため、関係者による実記の収集が急務となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite