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やらずの雨

やらずのあめ
表現名詞
1
標準
rain that starts to fall as though trying to prevent a guest from leaving
文例 · 用例
きぬぎぬならばやらずの雨とも云うべきに、旅には憂きことのかぎりなり。
幸田露伴 突貫紀行 青空文庫
」 半日でも多く友だちを引き留めたくている半蔵には、その日の雨はやらずの雨と言ってよかった。
第一部上 夜明け前 青空文庫
あいの土山、雨がふるやらずの雨だよ泊まって行きなよ主を松かささわれば落ちるよハイ、ハイ……とネ 途切れ途切れに伝わってくる豆太郎の唄ごえがパッタリとやむと暗く濃い春宵のしじまのなかで、老士と弥生は、ほのかに顔を見合ってほほえんだ。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫