まあるい
まあるい
形容詞
標準
round
文例 · 用例
かっと逆上ったままあるいた。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
・ころ/\ころげてまあるい虫・つながれて吠えるばかりの仔犬の暑さ・朝からはだかで蝉よとんぼよ・夕立つや蝉のなきしきる 夕立つや逃げまどふ蝶が草のなか 七月十八日朝ぐもり、蝉しぐれ、身心なごやかなり。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
まあるいおしりが下って、おぶい紐が肩に食いこんで、重ったるい。
— 矢田津世子 『鴻ノ巣女房』 青空文庫
何度も、まあるいおなかに湯をかけている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
そしておもしろいことには、大きい鼻の穴にまあるいかんをつけて太い紐がついていました。
— 林芙美子 『狐物語』 青空文庫
帽子もない、靴もない、靴下と膝頭を泥だらけにし、頬と手から血を流し、まあるい瞳を見張っていたが、私の顔が眼に這入るなり、無言でぼろぼろ大粒の涙を零し始めた。
— 田中英光 『箱根の山』 青空文庫
泉に咲いた花のよなまあるい、まるい、花子の目。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
躍るこころを現はしたまあるい、まるい、花子の目。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫