年が寄る
としがよる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to grow old
文例 · 用例
母 わしも若い時は恨んでいたけども、年が寄るとなんとなしに心が弱うなってきてな。
— 菊池寛 『父帰る』 青空文庫
一文なしで帰って来ては誰にやってばかにされる……俺も五十の声がかかると国が恋しくなって、せめて千と二千とまとまった金を持って帰ってお前たちに詫をしようと思ったが、年が寄るとそれだけの働きもできんでな……(ようやく立ち上って)まあええ、自分の身体ぐらい始末のつかんことはないわ。
— 菊池寛 『父帰る』 青空文庫
何ともはや……申し条もござりませぬ」「いやなになに、会うたかも知れぬが年が寄ると物覚えがわるうなって喃。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
「こう年が寄ると、仕官の望みなぞは、毛頭ないわ。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
あさましや……親鸞 わしのように年が寄るとね、そのような気持ちがしみじみしてくるものだよ。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
おほほほ年が寄ると愚痴っぽくなりましてねエ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
そういう他愛のないことで年が寄るのさえも気づかないでいる。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
いつ丁年になるでもなく、年が寄るでもなく、7430いつも旨そうな肉附をしていて、子供半分で奪われたり、更けてから大勢に慕われたりする。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
作例 · 標準
年が寄ると涙腺が弱くなると言うが、最近は感動的なCMを見ただけで泣いてしまう。
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「お互いにすっかり年が寄ったなあ」と、白髪の増えた旧友と肩を叩き合って再会を祝した。
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年が寄っても、常に新しいデジタル技術を学ぼうとする祖母の姿勢には本当に感服する。
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