頭をかかえる
あたまをかかえる
表現動詞-一段
標準
to be at wits' end
文例 · 用例
それを見たらぼくはきたないのも気味の悪いのもわすれてしまって、いきなりそのそばに行って頭をかかえるようにしてかわいがってやった。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
あいつはふざけたやつだねえ、氷のはじに立ってとぼけた顔をしてじっと海の水を見ているかと思うと俄かに前肢で頭をかかえるようにしてね、ざぶんと水の中へ飛び込むんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
ともかく、雨戸をあけな」 あけさせてみると、いかさま座頭仙市がそりたてのくりくり頭をかかえるようにして、こちらに背を向けながら、じつに必死と震えているのです。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
」 彼女は両手で頭をかかえると立ち上った。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
」 卑弥呼は頭をかかえると剣の上へ泣き崩れた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
そしてさて二階へ立ち帰らうとすると―― 紅子は玄也の行つてしまふのを見ると、急に真うしろを振向いて、勿論そこに駄夫の居るのを充分に意識したうへ、併しそれを全然気にかけぬ大胆な物腰で、両手で頭をかかえるやうにして「アアア、くさくさしちやつた!
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
見知らぬ男は、それからもいくつかのそういうやさしい芸当をやらせてから、ふいに頭をかかえると、さもおそろしくてたまらないような顔をして、こう叫んだ。
— КАШТАНКА 『カシタンカ』 青空文庫
両手で頭をかかえると、両手の中に顔全体がおさまるぐらい、彼の顔は小さかった。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、頭をかかえるについて考えています。
我が社の頭をかかえる戦略は重要です。
頭をかかえるの原理は複雑である。
頭をかかえるという言葉が頭から離れない。