混ずる
こんずる
動詞-ずる変動詞-自動詞動詞-他動詞
標準
to be mixed in with
文例 · 用例
その「え」が、古い時代においては立派に二つに分れて、互いに混ずることがなかったということが判ったのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それはつまり例外なんで、二類に分れて混ずることなしと言いながらしかも例外、すなわち分れていない例がある。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
そうして、その井戸水を一人の人間が一度飲んだ時に、その人を殺すか、ひどい目に逢わせるに充分なだけの濃度にその毒薬を混ずるとする。
— 寺田寅彦 『流言蜚語』 青空文庫
また湿気を帯びた温かい風が森や山腹の冷たい処に触れる場合や黒潮と親潮が出会うて温かい空気と冷たい空気が混ずる場合などにも起る。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
但し、男精と女血の混ずるを忌むにより、刀自二人男の側にあり、事畢るに臨み、男を曳き退け外に泄さしむと。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
これらの点において思惟と意志とは一見明に区別があって、誰もこれを混ずる者はないのであるがまた能く考えて見ると、この区別も左程に明確にして動かすべからざるものではない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
世人は往々善の本質とその外殻とを混ずるから、何か世界的人類的事業でもしなければ最大の善でないように思っている。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
然るに近世の國學者の間には、此等の細注ある記事の大部分を、後人の入とせる所以は、其の外國史書の文が國史に混ずることはあるまじき事なりといふ一種の尊王説に本づけること疑なきも、其の口實とする所は、古本に之なしといふに在り。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
作例 · 標準
「この香辛料は、様々なハーブが混ざっている。」
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「人々の噂話に、真実と虚偽が混じっていることがある。」
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「新しい染料を試したが、古い色と混ざってしまい、意図しない色になった。」
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