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娑婆気

しゃばけ異読 しゃばき
名詞
1
標準
worldly desires or ambitions
文例 · 用例
「でもね、娑婆気だの、洒落だの、見得だの、なんにもそんな態とでなしに、しようと思って、直ぐあの中へ、頭からお宝を撒ける人は、まあ、沢山ほかには無い。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 つむじ曲りが、娑婆気な、わざと好事な吾妻下駄、霜に寒月の冴ゆる夜の更けて帰る千鳥足には、殊更に音を立てて、カラカラと板を踏む。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
荷は軽そうなが前屈みに、てくてく帰る……お千世が爺の植木屋|甚平、名と顱巻は娑婆気がある。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
――色気も娑婆気も沢山な奴等が、たかが暑いくらいで、そんな状をするのではありません。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
いい年をして娑婆気な、酒も飲めば巫山戯もするが、世の中は道中同然。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
いくら苦しくても拙でも云はねば済まぬ声だから、尤も娑婆気を離れた邪気のない事である。
夏目漱石 艇長の遺書と中佐の詩 青空文庫
集った中にや、随分|娑婆気なのも少くない。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
が、入る時見た、襖一重が直ぐ上框兼帯の茶の室で、そこに、髷に結った娑婆気なのが、と膝を占めて構えていたから。
泉鏡花 第二菎蒻本 青空文庫
作例 · 標準
若い頃は娑婆気も強かったが、年を取るにつれて執着が薄れてきた。
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彼は僧侶になり、娑婆気から離れた生活を送っている。
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この世の栄華よりも、心の平安を求め、娑婆気のない生き方をしたい。
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