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仮枕

かりまくら
名詞
1
標準
nap
文例 · 用例
ねがえりの耳に革鞄の仮枕いたずらに堅きも悲しく心細くわれながら浅猿しき事なり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
その翌日の晩もまた、旅寝の仮枕――この仮枕が珍妙なる兼合いで、女に押され押されながら、土俵際の剣ヶ峰で廻り込み廻り込み渡って行く兵馬の足どり、それを女は結局おもしろがって、只寄せに寄せてみたり、わざと土俵真中へ逃げてみせたり、翻弄の手を日毎夜毎に用いつくしている。
農奴の巻 大菩薩峠 青空文庫
また『猿蓑』の、押合うて寝ては又立つ仮枕 たゝらの雲のまだ赤き空 是は普通は旅の鋳物師の、朝早く立つ処と謂っているが、幸田さんは雲まで赤くなるようなタタラ吹きは無いから、信州とか筑前とかの地名だと言われる。
柳田国男 木綿以前の事 青空文庫
作例 · 標準
畳の上に腕を投げ出し、少しの間だけ仮枕をして疲れを癒やした。
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「あー、ちょっと仮枕のつもりが一時間も経っちゃった!」と彼女は慌てて時計を見た。
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キャンプの夜、丸めた上着を仮枕にして焚き火の音を聞きながら微睡む。
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長旅の列車の中で、窓枠に頭を預けて不安定な仮枕に身を任せる。
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