自邸
じてい
名詞頻度ランク #41233 · 青空 162 例
標準
one's residence
文例 · 用例
翌朝の新聞に宅の下手な合奏の光景が暴露されているかと思って読んでみると「……同学士をH町の自邸に訪えば」うんぬん、とあって、ちゃんとそのT氏の自宅においてT氏と会談したことになって記述されていたのである。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
私は彼女が、わざわざ遠方から大久保の自邸に呼び寄せているタキシーの番号を一々ノートに控えた。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
もっともしまの言うところによると、自分に子供がないせいか夫人はたび/\わたくしを自邸へ呼び寄せるよう父に申し出たそうですが、父は断然、反対して遂にそのことが無かったのだと言います。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
病気をこじらせますと癒りにくくなりますから、早くためしてごらんになったらいいでしょう」 こんなことを言って勧めたので、源氏はその山から修験者を自邸へ招こうとした。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
しかし何らかの手段で自邸へ入れて、あの愛らしい人を物思いの慰めにながめていたい。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
藤壺の宮が少しお病気におなりになって宮中から自邸へ退出して来ておいでになった。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
藤壺の宮の自邸である三条の宮へ、様子を知りたさに源氏が行くと王命婦、中納言の君、中務などという女房が出て応接した。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
翌朝源氏は、左大臣家へ久しく行かないことも思われながら、二条の院の少女が気がかりで、寄ってなだめておいてから行こうとして自邸のほうへ帰った。
— 花宴 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は週末にはいつも自邸の庭の手入れをしている。
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作家は静かな環境を求めて、都心から離れた場所に自邸を構えた。
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王は敵の襲撃に備え、自邸の警備を強化した。
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