書判
かきはん
名詞
標準
signature or written seal at the end of a document
文例 · 用例
尚本懐の上は父三郎兵衛の名跡相違なかるべき事、広周|可含置者也文久|壬戌二年六月二日 広周 書判 平馬の顔から血の色が消えた。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
早う名の下に書判せい」「何じゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
有難く心得て書判せい」 ぐいとその手をねじむけて、介添えながら十郎次に書判させると、折から晴れ晴れとした顔で再び姿を見せた老神主に、大目付上申のその奉書をさしながら、莞爾として言った事でした。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
それは七八百年も前の政廳から公に許可されたやうなもので、麗々しく昔の役人達の名と書判とがそこに見られた。
— 田山花袋 『歸國』 青空文庫
七月九日一通申立てたる後、九月五日、十月五日両度の呼出しも、差したる鞠問もなくして、十月十六日に至り、口書読み聞かせありて、直ちに書判せよとの事なり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
ここを以て十六日書判の席に臨んで、石谷、池田の両奉行と大いに争弁す。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
七月九日ひととほり申し立てたる後、九月五日、十月五日両度の呼び出しもさしたる鞠問もなくして、十月十六日に至り、口書読み聞かせありて、ただちに書判せよとのことなり。
— 吉田松陰 『留魂録』 青空文庫
ここをもつて十六日、書判の席にのぞみて石谷・池田の両奉行と大いに争弁す。
— 吉田松陰 『留魂録』 青空文庫
作例 · 標準
古文書には、差出人の書判が墨でしっかりと記されていた。
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この契約書には、署名と書判の両方が必要です。
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彼の書判は独特の筆使いで、すぐに本人だと分かった。
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