絆創
ばんそう
名詞
標準
文例 · 用例
私が顏の吹出物へ、三角形や六角形や花の形に切つた絆創膏をてんてんと貼り散らしても誰も可笑しがらなかつた程なのである。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
私が顔の吹出物へ、三角形や六角形や花の形に切つた絆創膏をてんてんと貼り散らしても誰も可笑しがらなかつた程なのである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
眞野君、顏の絆創膏は剥いでいいだらう。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
注射を済ませると、寿枝が絆創膏を貼つた。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
顔を塗って、できるだけ惨めらしくなるよう、大きな傷も付け、そして唇の片側を小さな肌色の絆創膏を使って、ねじれた状態で固定しました。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
」とシャーロック・ホームズは返しながら、絆創膏を指の刺し傷に小さく貼り付けた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
」男の差し出した手は、似たような絆創膏や強い酸による白痕とで、まだら模様のようになっていた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
右の方の目は輕い打撲の爲に充血してゐるだけで、別に大した事はないのださうだけれど、當てたガーゼのために閉ぢられて、絆創膏で止めてあるので開ける事が出來ない。
— 鈴木三重吉 『赤い鳥』 青空文庫