やのに
やのに
接続詞
標準
and yet
文例 · 用例
それやのに、わいはなんちゅうど阿呆やろ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「――今夜はパトロン、あしたは二時まで寝たる積りやのに、マネージャーの使いか。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
なお、「あんたところはぼろいことしはって、良家やのに、坊ん坊んがこんな使いせんでもよろしおまっしゃろ」 豹一はむっと腹を立てた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
今ちょうど俺を迎えに五色の雲が舞い下るところであったんやのに。
— 菊池寛 『屋上の狂人』 青空文庫
」「私小山田が討入前といふ大事な晩やのに、ついふらふらと湯女の許へ往た、あの余裕のある気持が気に入つてまんね。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
お母さんが來た筈ぢやのに」と、眞面目くさつて微笑してゐる。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
うしろに両手をついて、「――うちのおみくじはやな、これでも相当花柳界や株屋はんにもお得意があるさかいに、凶と云ふのは、絶対に入れてないのや、そやのに、……そやのに、何と云ふことや、凶も凶、しかも、大凶やないか」 まだ信じられないのか、彼は幾度もおみくじを見直してゐた。
— 武田麟太郎 『大凶の籤』 青空文庫
ぢき正月やのに、病人が居ては縁喜が悪るいえな。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
作例 · 標準
彼は頑張って勉強したやのに、試験の結果は思わしくなかった。
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こんなに練習したやのに、なぜ本番でミスをしてしまったのだろう。
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彼女は忙しいやのに、いつも笑顔で周りの人を励ましている。
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