藤浪
ふじなみ
名詞
標準
文例 · 用例
その主なるものを茲に紹介すれば、 階下==玄関衝立代りとして、漆塗り大船型の器に截り据ゑた松の大幹、その枝々に揺れる藤浪。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
友人の藤浪君と二人づれで行くことにした。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
」私は藤浪君をせき立てた。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
」藤浪君はかう云つて、「僕はどうだ。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
お糸さんと藤浪君とはいろいろ面白いことを話合つて居る。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
」お糸さんが藤浪君にきいた。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
先月私が伊豆の転地先から帰つて来ると藤浪君が留守中のことを話した。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
その後で茶を酌み乍ら、藤浪君が女房を離縁したと云ふことを自分から云つた。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫