喘ぐ
あえぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞頻度ランク #39044 · 青空 1149 例
標準
to gasp
文例 · 用例
百姓の生きて働く暑さ哉「生きて働く」という言葉が、如何にも肉体的に酷烈で、炎熱の下に喘ぐような響を持っている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
」 おふくろが、喘ぐように云ったのと、吉田が、「しっ」と押し殺すような声で云ったのと同時であった。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
「お半……お半」 (お半の声) 「出来るだけ早く帰ってね」 (石松の声) 「お半、下の親爺に聞いたんだけど、お前――」 (お半の声) 「だから、早く帰って来てね」 石松、喘ぐ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
殊にケルソン市の岸に立ち竝んだ例のセミオン船渠や、其の外雑多な工場のこちたい赤青白等の色と、眩るしい対照を為して、突っ立った煙突から、白い細い煙が喘ぐ様に真青な空に昇るのを見て居ると、遠くが霞んで居るのか、眼が霞み始めたのかわからなくなる。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
お末は喘ぐやうにして水を求めて居た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
飛乘る瞬間に見た顏は、喘ぐ口が海鼠を銜んだやうであつた。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
洪水には荒れても、稲葉の色、青菜の影ばかりはあろうと思うのに、あの勝山とは、まるで方角が違うものを、右も左も、泥の乾いた煙草畑で、喘ぐ息さえ舌に辛い。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
雲は焚け、草は萎み、水は涸れ、人は喘ぐ時、一座の劇はさながら褥熱に対する氷のごとく、十万の市民に、一剤、清涼の気を齎らして剰余あった。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
作例 · 標準
これは喘ぐの例句です。
標準
to suffer
作例 · 標準
これは喘ぐの例句です。