夜干し
よぼし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
drying at night (e.g. of clothes)
文例 · 用例
・すずしく風が蜂も蝶々も通りぬける・かたすみでうれてはおちるなつめです・身のまはりいつからともなく枯れそめし草 ねむれなかつた朝月があるざくろの花 月夜干してあるものの白うゆらいで 三月十七日」はママ]寝た、寝た、ぐつすりと睡れた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
おばさんは洗濯物を夜干していた。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
浴衣を水洗いして夜干しをして置く。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
「ど、どこへ行くんですか親分」「わからねエのか」「だって、あんまり不意じゃありませんか」「まあいい、あとを閉めておけよ」「帰らねえンですか、今夜は」「あさッて市で会うだろう」 もうその影は、紺屋の空地を斜に抜け、後ろ姿を怪魚と見せて、夜干しの布の浪をくぐッて行く。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
次郎の被っていた洞白の鬼女|仮面を取って自分の顔につけ、夜干しの小袖を頭からスッポリと被衣にしているのは、この真夜中に女の一人歩き、野獣や野盗に対する魔除けかと思われます。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
それも本所深川あたりの遠方からはじめ、おひおひ市中いつたいにおよぼしてくる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
私はそのしよぼしよぼした姿を見ると可哀さうには思つたが、なほさら不愉快が増した。
— 梶井基次郎 『矛盾の樣な眞實』 青空文庫
其處に彼は、よぼよぼした飯焚の婆さんと兩人きりで、淋しいとも氣味が惡いとも思はずに住ツてゐる。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
作例 · 標準
明日の朝には乾いているだろうと、洗濯物を夜干しにした。
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急な雨で洗濯物が濡れないよう、部屋の中で夜干しにした。
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湿度の高い日は、夜干しだと乾きにくいことがある。
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